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ハウス編~どんな場面で自分は輝く?:関口シュン先生の心理占星術基礎講座 第9回

こんにちは、桝田です。

関口シュン先生の心理占星術基礎講座、第9回。

今回は、ハウス・システムについて。
ハウスが示すのは、天体のエネルギーをこの地上で使うための場所。
人生のステージ、シーン。

出生時刻と場所がわからないと正確には算出できないもので、算出方法もいくつかの考え方があるものなのだそう。
ただ、重要なのは、「この地上で」という点。
私たちが地球上に生きる存在だからこそ、意味のある概念です。

サインが表すのはどんな価値観をもって天体の力を発揮するか。
ハウスが表すのは、どんな場面で、どんなシチュエーションで天体の力を発揮するか。

たとえば、同じ乙女座太陽でも、

  • 11ハウスにある乙女座太陽は、理想を共にする仲間との関係で(11ハウス)、相手の役に立つような(乙女座)、人生を創っていく(太陽)。
  • 2ハウスにある乙女座太陽は、自分の価値を高めるために(2ハウス)、相手の役に立つような(乙女座)、人生を創っていく(太陽)。

のように、読むのだそうです。

一人ひとり、天体・アスペクト・サイン・ハウスを入れての具体的なリーディングは次回の予定! 楽しみです。
今回は、12のハウスそれぞれについてのお話でした。

さて、具体的にいきましょう。
1~6ハウスは個人的な生活の場面を表すハウス。
7~12ハウスは社会的な生活の場面を表すハウス。

1~6ハウスに太陽がある、ということは、夜=地平線より上に太陽がない時間、つまり、太陽の光が地球を貫いて自分に届く時間に生まれた、ということ。
7~12ハウスは、太陽の光が直接自分に降り注ぐ時間に生まれた、ということ。
立体的な理解が、イメージを助けてくれますね。

1~3・10~12ハウスは自己を表すハウス。
4~9ハウスは対人を表すハウス。

サインも12、ハウスも12。
サインとハウスは別物で、混同するとややこしくなってしまいますが、もちろんそれぞれに対応しています。
たとえば、1ハウスは12サインの1番目、牡羊座の価値観が表れやすい人生の場面のハウス。
つまり自分を好きになる・興味をもつ・自分を認める、などの場面・シチュエーションを表す場所、などですね。

順にいきましょう。
該当するハウスにある天体は、そのハウスの表す場面・シチュエーション・ステージで力を発揮します。

1ハウス

自分の生命力の表し方。ここにいるよ! と声を上げるような場面。
誰かが応えてくれないと、自分がなんだかわからない。
自分を主張する、私を見て! というような場所。自己理解。

2ハウス

この生命が身体をもつ、という場面。
価値あるものを所有する。
身体、持ち物、お金、才能、資源、経歴など、価値あるものの扱い方。
この価値あるもの、価値を高めることで、自信をつけていくような場面。

3ハウス

知性の発達のさせ方。
身近な、生活に必要なコミュニケーションの仕方。
環境に適応するための学び。同文化のコミュニケーション。

4ハウス

自分の心、マインド、感情の扱い方、落ち着かせ方。
どうやって心をコントロールしていくか。心の拠り所。
感情を治す場所、育てる場所。
心が落ち着くところが4ハウス(家族とは限らない)。

5ハウス

人に自分をどう見せていくか?
1ハウスの自分の見せ方は、相手がいない。「誰」がない。
5ハウスは、「この人に」がある。
自分の演出の仕方。
私はこれで生活・人生を楽しんでいます、と演出していくような場面。

6ハウス

相手のために自分を役立てる、自分の役立て方。
jobではなくservice、奉仕。事に仕える。
自己管理をする場面。
まず自分がしっかりした健康と技術を持つ、という役立て方。

7ハウス

1~6ハウスでつくってきた自分と、同じように相手が1~6ハウスでつくってきた相手を、平等に扱う。
対人関係、ハートな~シップのつくり方、コンセンサス、ルールづくり。
相手に対して自分を主張していく。
相手にも自分がある、調和をとっていく。
自分のやり方を相手に見せる、相手のやり方を自分が見る。
敵・味方も7ハウス。

8ハウス

7ハウスで出会った中から、特別に関係をもちたい相手との、深い絆の結び方。
少数、誰とでもは結ばない。
相手の価値、相手の持ち物、相手の所有物……相手との価値の共有・分配の仕方。
すべてを一体化する。
相手のものを扱うことで結果を出して、私の価値を高める。
相手のものを扱うことで自信をつける。
清濁合わせのんで、全部やる。
もうひとつの世界との一体化。自分と他人、この世とあの世。

9ハウス

遠くて高いコミュニケーションの場面。
精神の向上を目指す視点。
日頃身近にはないもの。世界を見に行く、出かけていく場面。
異文化のコミュニケーション。

10ハウス

私はここで、この地域で社会貢献しますよ、という場面。
有名、認知、公の立場を得る。
社会に認められる、有名になる、社会でみんなが知るところになる場面。
自分の立場を、社会の中で見守り育てる。

11ハウス

公の立場を超えたネットワークのつくり方。
目的を共有する、自分とみんなを楽しませるつながり方。
SNSや趣味の集まりなど、公を離れたところでのつながり。

12ハウス

霊的社会、死んだ後の世界。心の扱い方。無意識や潜在意識の扱い方。
心で奉仕する。もらうことを目的としない、与え方。

たとえば「結婚」というひとつにしても、相手と対等なルールをつくる場面、となれば7ハウス。
深い絆を結ぶ場面であれば8ハウス、相手の夫・妻という公の立場を得るなら10ハウス。

「旅行」でも、海外に行って日本人街で日本食を食べるなら同文化への適応なので3ハウス。
日本でイタリアの人にイタリア語で料理を学ぶなら、異文化を学ぶ7ハウス。

となります。

先生が仰っていた中で印象的だったのは、ハウス=活躍する場面は自分でつくれる、ということ。
自分の持ち場、力を発揮しやすい環境を作り出すことができる……。
それはサインとの大きな違い。

天体を使うためにハウスがある、天体を離れてハウスを見ると混乱する、とのことでした。

ハウスに天体が入っていない場合はどう見るのか?
また、ハウスが始まるサインとそのハウスの関係、ハウス・カスプ。
ある天体が、どこのハウスの出身か?(ルーラー・支配天体としてどのハウスを支配しているか?)を見る、ルーラー・シップ。
天体が特定のハウスに集合している場合は?

などなど、ここから応用しようと思えば本当に多様なお話が……。

ホロスコープは膨大な情報の詰まった図なのだな、と改めて思います。
その情報の、何を、どのように「星を知りたい」といらした方に伝えていくのか。
それは、星を読む人がどんなことに価値を置いて生きているのか、ということときっと切り離せないもの。

即物的な私は、ハウス=現実的な活躍の場がイメージできるようになることで、俄然おもしろいなぁと思い始めていますよ。

が、次回で最終回。
ちょっと寂しいなぁと思いつつ、星を読むことのおもしろさが、ようやく少しわかってきたところです。

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