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自分の個性を表す、天体同士の関係。~天体アスペクト:関口シュン先生の心理占星術基礎講座 第3回

こんにちは、桝田です。

関口シュン先生の心理占星術基礎講座。
第3回は、天体同士の関係性=「天体アスペクト」のお話と、天体アスペクトだけを使った、受講生一人ひとりのリーディングでした。

前回まで、それぞれの天体について学んできました。
ホロスコープに記されているのは、自分が「おぎゃー」と産声をあげた時、この10の天体が、12の方向のどこにあったか。
そして、それぞれの天体の位置していた場所によって、天体同士の関係性に影響があるそうです。

この天体の関係、天体エネルギーの共有関係を表しているのが、天体アスペクト。
通常、「アスペクト」と言って表すのはこの天体同士の関係、天体アスペクトのことです。
ある天体から見て、特定の度数の位置に別の天体がある時、アスペクトがある、という言い方をします。
アスペクトがあると、天体と天体の間に回路がつくられている、ということ。
天体と天体の相互作用。

アスペクトがなければ、「それはそれ、これはこれ」としやすいのだけれど、アスペクトがある場合、一緒に使う。
一緒に満足させよう、調和させようとする……。
そしてその際、アスペクトのある天体同士のヒエラルキーも表れます。
アスペクトの中でもっとも外側にある天体の影響を強く受けることになる。

天体アスペクトには、強く意識にのぼる(あるいはあまりにも自然に表れる)、自分でわかりやすいアスペクト=メジャー・アスペクトと、関係がないことはないけれど、なかなか自分では関係があるとわかりづらいアスペクト=マイナー・アスペクトがあるそう。

相談者さんや相談事によっては、マイナーも読む必要が出てくることもあるけれど、ほとんどはメジャーアスペクトを読む、でいいでしょう、とのこと。

そして、天体アスペクトはどんなアスペクトも最終的には調和を目指そうとします。
その調和を目指そうとする中で、何度もいったりきたりする、一筋縄ではいきにくいものをハードアスペクト。
まったく違和感なく、あるいは少しの努力や調整でスムーズにいくものをソフトアスペクトと呼びます。

ハードアスペクトは使おうとする、ある天体の力を意識する場面で、その天体にアスペクトがある天体の力も必ず意識にあがってくる関係。
ソフトアスペクトは、使おうとしなくても同時にでやすく、無意識、無自覚に、使いたいわけではない時でも、両方の天体の力を同時に使っている可能性がある関係。

メジャー・アスペクトを紹介していきますね。

◆ 0°:コンジャンクション(ハード・ソフト)
2つの天体の力が同時に使われる。
力が常に一緒にあるため、同じ方向を向いている時は無自覚、スムーズ、調和的に力が用いられる。
どちらかが違う方向に、と言い出すと、それまでに打ち込んでいたことを突然やめてしまうなどの形で表れる。

◆ 60°:セクスタイル(ソフト)
サインの価値観を表す4区分(エレメント:火・地・風・水)が天体同士、異なる。
ただ、サインの意識の向け方を表す2区分(+・-)は共通しているため、調整がしやすい。
サインの行動原理を表す3区分(活動・不動・柔軟)も異なるので、行動でも衝突しない。
価値観の違いが違和感として意識にのぼるので、無自覚に用いられることは少ない。
同時に使うか使わないか、意識のオン・オフを自覚的にしやすい関係。

◆ 90°:スクエア(ハード)
サインの価値観を表す4区分(エレメント:火・地・風・水)が天体同士、異なる。
サインの意識の向け方を表す2区分(+・-)も異なる。
行動原理を表す3区分(活動・不動・柔軟)は同じであるため、互いに譲らない。
たいていの場合は、どちらかにボリュームが寄りすぎる、バランスを欠いた用い方をしていることが多い。
経験、時間をかけて使い方を練磨する、学習していくことになりやすい。

◆ 120°:トライン(ソフト)
サインの価値観を表す4区分(エレメント:火・地・風・水)が天体同士、同じ。
サインの意識の向け方を表す2区分(+・-)も同じ。
行動原理を表す3区分(活動・不動・柔軟)が異なるので、行動も衝突しない。
もっとも無自覚、無意識に用いられやすいアスペクト。
一方、無理をしないため、経験によって使い方を練磨させていくことが起きづらい。

◆ 150°:インコンジャンクト(ソフト)
サインの価値観を表す4区分(エレメント:火・地・風・水)が天体同士、異なる。
サインの意識の向け方を表す2区分(+・-)も異なる。
行動原理を表す3区分(活動・不動・柔軟)も異なるので、行動では衝突しない。
調整に時間がかかるアスペクト。
マイナー・アスペクトにしてもよいのでは? という議論もある、メジャー・アスペクトの中では感じづらいアスペクト。

◆ 180°:オポジション(ハード・ソフト)
サインの価値観を表す4区分(エレメント:火・地・風・水)が天体同士、異なる。
サインの意識の向け方を表す2区分(+・-)は共通している。
ただ、行動原理を表す3区分(活動・不動・柔軟)も同じなので、互いに譲らない。
常に同時にある0°、急に表れる90°と違って、常に真反対に視界にあるため、冷静に距離をとりやすいアスペクト。
対立と協力を繰り返しながら、調和に向かう。

天体アスペクトは、人によって本当に様々です。それがその人の個性。
そして天体アスペクトは、その人にとって本来「使いたい」もの……。
その天体アスペクトを使いたい、そこから学びたい、経験したい、統合して使っていきたい、その人がいる。

だから、読む側は「このアスペクトを持っているから大変ですね」という姿勢で読むものではない。

どのように使っていますか、経験していますか、そこからどんなことを学んでいますか、と尋ねていくことで、その人のほんとうに体験したいことを体験していくことをサポートするように読むもの。

天体アスペクト、自分の個性を受け容れていない時は、アスペクトの葛藤や対立を他の人のせいにする、他の人に投影してしまう。
自分で統合していく努力をする、ということが、本来その人が体験したいこと。

天体アスペクトを生きる。
自分にあるもの、個性を受け容れていけるように。
どんな天体アスペクトも、いい使い方ができる。
それを読む時には忘れずに、というお話でした。

うーん、自分のホロスコープや天体アスペクトを眺める視点がまた、豊かになりますね。
(複雑になる、とも言う……)

天体アスペクトは人によってほんとうに様々なので、ケーススタディで学んでいくとよい、とのこと。
ということで、後半は受講生一人ひとりの天体アスペクトだけを用いたリーディングでした!

リーディングから学んだことは、また次の記事で。


【2017年6月10日~ 関口シュン先生の心理占星術講座<第7期> 関連記事】

  1. 占星術を学ぶことへの、葛藤。
  2. 人間は誰でも、天体の力を身体に持っている?
  3. 天体編(1)~自分自身を表す、太陽と月。
  4. 天体編(2)~自分の好み・表現スタイル・能力を表す、金星、火星、水星。
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  7. 自分の個性を表す、天体同士の関係。~天体アスペクト
  8. 「私は◯◯座」の前にまず、天体同士の関係を見る。
  9. サイン編(1)~12の中にある、1・2・3・4という数と意味。
  10. ルーラー(支配星)~特定の天体が、強く影響を与える特定のサイン。
  11. サイン編(2)~他の力を借りて、やっと自分になっていく。
  12. サイン編(3)~「自分が自分をつくる」、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座。

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