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天体編(4)~現実を超えたところから働きかけてくる、天王星、海王星、冥王星。:関口シュン先生の心理占星術基礎講座 第2回

こんにちは、桝田です。

関口シュン先生の心理占星術基礎講座。
今回は、土星を超えた星、天王星、海王星、冥王星について書いていきます。

この3つの天体は、18世紀末に発見された天体です。
それまで見えていたのは、土星まで。現実を一生懸命生きる、という時代だった。
今は、これらの3天体がわかっている=使えるようになってきた、のだそう。

冥王星は魂。
海王星は心。
天王星は身体と現実。
これと、相関がある。
いちばん上の霊的世界から、私たちの現実を取り仕切っているディレクターのような天体たち。
土星より外、産まれる前の世界に意識を拡げていく。
スピリチュアルな天体とも言うそうです。

これらの3天体は、すべて極端。0か100か、というところがある。
これまで打ち込んでいたのに、急にすべてやめてしまう! ということもある。
「だから、この3天体は厄介ですよ……」と、関口先生。

天王星

まずは天王星を見ていきますね。
天王星は、私たちの身体と現実の改良に入る。
悪いものがあったら、つくりかえましょう、とはたらく。

天王星は、見抜く力。気づく力。
スピリチュアルな世界……霊的な世界を私たちがつかっていく。
内観力の開花を阻害している、原因を見抜く力。
霊的な世界に入っていく、真我にとって邪魔なものがないか、確かめていく。

ほんとうはこういうことがやりたい。
でも、お金が……。時間が……。立場が……。と私たちは言います。

けれど、本当にやってしまう人は、そういうことは言わない。
借金してでもやる。時間をつくってしまう。
やりたくないことを、時間やお金のせいにしている、というのが実際のところ。

現実のしがらみに、どんな欲得がはたらいていたのか? に気づくことを促す天体。
そして、覚醒していく。
それぞれに合った体験をして、それぞれに合った目的に気がつく。
天王星は、土星を無視して、ぱっと決めてしまいたがるところがある。
土星は責任の天体。でも、天王星はみんなと同じ責任をとりたくない。
天王星の効いているホロスコープを持っていると、私は私の責任のとり方でいきたい、と言う。
でもそれは社会では通用しないので、会社ではやっていきづらい。フリーランス、独立する人も多い。

これからもし社会が変わって、異端が普遍になれば、天王星はさらにその上をいくだろうと。笑

極端に、要らないと決めるとすっぱり捨ててしまいたくなる。ものも、恋愛などの人間関係も。

海王星

次に、海王星にいきましょう。
海王星は、真我を阻害している原因(偽我)を浄化・溶解して、取り除く力。
違いのすべてを受けいれ浄化し、ひとつのいのちの中に溶解させる。

あらゆる個性の価値を認め、包容し、全体をひとつに結ぶ。
私はあなた、あなたは私……という世界。

人生を過ごしやすく、実りあるものにする奉仕の天体。
芸術なども、お腹が満たされるわけではない。けれど生きていく助け、力になるもの。
信仰や心理職の行うサポートもこのような力。
海王星は水の星、霊的洞察力を育成する。

イメージする、想念の力。
最初にイメージ、想像があって、飛行機も車もつくられた。
実際につくったのは技術だけれど、技術だけがあったとしてもつくられることはない。
必ず最初に、イメージがある。

イデア(真・善・美)、いのちの力。
すべての名品、名作にはイデアが宿っている。潜んでいる。
作品を創った人は死んでいく。
けれど、イデアはずっと遺っていく。イデアは宇宙の力だから。

なにかうまくいかない、という時、たいていイデアを外れている。

海王星は、人嫌いのところがある。
スポンジのような吸収力があって、人のいいところも悪いところも入ってきてしまう。
疲れてしまうところがある。

冥王星

天体編の最後は、冥王星です。
浄化された人生の上に、いのちを発現させ、新しい心と生き方を起こす力。
すべてをひとつのつなげて、いのちの中で再創造させる。

知的、物理的、感情的な変化を招き入れる。
自らの根源意志を救いあげ、魂を進歩させる踏み台に応用していく。

自我の想いにとらわれず、全身全霊をかけて、内なるヴィジョンに向かっていく自覚を促す。
冥王星が現実を無視してどうしてもやりたいこと、どうしても嫌、どうしても許せないこと。
どんなことがあっても成し遂げたい、という思い、こだわりがあるのは冥王星の力。
そこになにか深い、魂の願いがあるのではないか、ということ。

自由意志の力を深化させる。
自由意志は太陽と月。
私は私の人生を自分で自由につくっていく、というのは太陽と月の力。
冥王星はそれを深化し、人のため、社会のためにつかっていく。

本来自分が人生の目的として生まれてきたところへの、再生力、復活力、回復力。
世の中のことをすべて、めぐらせていく。
徹底的な自己変容。

冥王星が効いているホロスコープを持っている人はいつもこの力の影響を受けるけれど、40代以降は、どんな人にもこの力がかかってくるそうです。
私たちの大チャレンジは、世を捨てるのではなく、今までどおりのこの地球の上で、この現実の中で、本来人生の目的として生まれてきたところを、生きていくということ。

時代背景の話として、冥王星が見つかったのは、1930年。第二次世界大戦が始まりかけていた頃。

原子爆弾、世界大戦、大量虐殺のあった時代……。
生きる死ぬ、とはどういうことなのか。
あれだけの世界大戦とはなんだったのか。

その一方、死に至る病の免疫システムが発見された時代でもあった。
これも冥王星の力としてあった。

冥王星は、生きる死ぬのギリギリを私たちに見させてきた天体。
死ぬということはどういうことなのか? 悪いことなのか?
冥王星の発見以降、こういう、根源的な問い直しが出てきたのだそう。

ここまでが、天体のお話です。

天体の話は、どこか遠い話ではない。
自分の真上、自分の中心軸の話。ぜひ感じてほしい、との関口先生のお言葉でした。

占星術に限らず、どんなツールや考え方をもって人生を眺めてみる時も、「自由意志、やりたいと思う気持ちがあること、やろうとして行動することが大事」だと私は信じています。

その目でホロスコープを眺めるならば、この「自由意志」……自分は何を目指し、どのように生きて、死んでいこうとするのか? 
ということを、ホロスコープは語っていません。

太陽がこのサイン(◯◯座)にあるから、私はこんな人。
月がこの位置にあるから、いつも私はこうなってしまう。
土星とこの天体がかかわっているから、私はうんぬん……。

もしもそんな視点から、それにただ疑問もなく従うために用いるならば、占星術という叡智は、人生に広がる可能性を固定されたものとしてしか語らないように思うのです。

あなたが持っている素材は、こんな特質を帯びている。
そしてもしあなたが、ここにはない特質を発揮して生きようと決めるなら、それも意識を向けて育てることができる。
この特質を、あなたはどのように用いていくのか?
あなたが生きようと望む姿に向かうように、あなたの特質を統合し、あなたの意志でこれらの特質を従えていくのか?
人とともに、それぞれに固有の特質を持った、自分ではない生命とともに、あなたは生きていくのか?

あなたの人生という時間をかけて、あなたの意志で、それを見せてください。

生まれた時から死ぬまで、動くことのないホロスコープが語りかけてくるのは、そんなメッセージのように私は感じるのです。

さて、明日はこの天体だけを使って(◯◯座、ハウスなどを使わずに)天体同士の関係を見ていく、とのこと。
また明日からの講座も楽しみです。


【2017年6月10日~ 関口シュン先生の心理占星術講座<第7期> 関連記事】

  1. 占星術を学ぶことへの、葛藤。
  2. 人間は誰でも、天体の力を身体に持っている?
  3. 天体編(1)~自分自身を表す、太陽と月。
  4. 天体編(2)~自分の好み・表現スタイル・能力を表す、金星、火星、水星。
  5. 天体編(3)~さらに広い人生の可能性を拡大する木星、収斂する土星。
  6. 天体編(4)~現実を超えたところから働きかけてくる、天王星、海王星、冥王星。
  7. 自分の個性を表す、天体同士の関係。~天体アスペクト
  8. 「私は◯◯座」の前にまず、天体同士の関係を見る。
  9. サイン編(1)~12の中にある、1・2・3・4という数と意味。
  10. ルーラー(支配星)~特定の天体が、強く影響を与える特定のサイン。
  11. サイン編(2)~他の力を借りて、やっと自分になっていく。
  12. サイン編(3)~「自分が自分をつくる」、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座。

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2件のコメント

  1. 飯村良子
    飯村良子 2017年7月9日

    1日をかけて読まさせていただきました。
    ありがとうございます。
    書かれていることに腑に落ちる数々の出来事に圧倒され自己研鑽を積まねばならない理由と言うものにも行き当たる気がしました。
    こう言う機会を与えてくださったことに心から感謝もうしあげます。

    • ayakomasuda
      ayakomasuda 2017年8月30日

      コメントありがとうございます!
      (一度お返事させていただいたのですが、こちらの操作で誤って見えない状態にしてしまった上、返信も消えておりました……)

      1日かけてお読みいただいたとのこと、自己研鑽を積む、本当に……。
      こちらこそ、ありがとうございます。

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