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「私を邪魔しない、聞き分けのよい、いると便利で助かる子」。

こんにちは、桝田です。

こどもを叱っている時、叱りながら、私はつまり娘に「どうなれ」と言っているんだろう、と叱るのとは別の頭で考えています。

自分のことは自分でやり、自分のことをやった上で友人に手を貸し、一度言われたことはきちんと覚えていて、一度だめだと教えられたことは二度とやらず、言いなさい、やりなさい、と言われたことを言い、やる。

親の私を邪魔しない、聞き分けのよい、いると便利で助かる子。

……ああ、私は娘にそう育つことを願っているわけではないのになぁ。
なんて残念な。

私のこの口が、表情が、言葉が、全身が表す苛立ちが、娘に鎧を着させる。
言い訳するための思考を働かせるように、わざわざ仕向ける。

もう、それはやめたいのに、反応がすぐにはとまらない。

それは、
「親を邪魔しない、聞き分けのよい、いると便利で助かる子」
であらねばならない、と、そうでない自分でいることを、私が私にずっとゆるしてこなかったからだ。今も。

私はゆるされなかった。
だからあなたがそうすることも、私はゆるさない。

叱ることを通して娘にそう禁止している。
私が叱ることでしたいのは、娘にただ禁止すること、それだけ。

私はゆるされてない、という主張。

でも、それはもうやめたいんだよ……

反応はする。とめられない。
反応したあとに、
「お母さんさっき間違ったよ、ごめんね」
「○○が××したことに腹が立って、それだと●●で嫌だなと悲しくなって、大きな声を出してしまったよ」
と、こどもに謝れるといいなぁ、と頭ではわかっているのだけれど。

この素直さが、私にはなかなか難しく……
強情に、娘に対して「あなたも悪いのよ」と思っていて、夫にいつも呆れられるわけなのですが。

反応したと気づく、反応したことを謝る、「ほんとうはこうしたい」を自覚して、少しでもそうしていけるといい。

そしてなにより、私が私をゆるしていけるといい。
反応する自分、反応したことを謝れない自分、そんな自分も含め……

誰も、私を禁止してはいないのだから。


【2016年4月17日~ へんてこジャーニーの軌跡】

  1. 世界は危険だ。だから私は……、と、繰り返してきたこと。
  2. 滅私奉公。「私がやればなんとかなる」の、深い闇。
  3. 続・滅私奉公。「私がやらなければ誰もやらない」の、深い闇。
  4. 滅私奉公になりやすい、世界を捉える私の五感。
  5. 滅私奉公脱却の旅。人生で避けていたことをひとつ、避ける必要がなくなったお話。
  6. こどもが怒り、悲しみを感じている時、隣で親ができること。
  7. お金を稼ぐこと、受けとること。
  8. 私の力を発揮することをとめている、私自身の思い込み。
  9. 「私を邪魔しない、聞き分けのよい、いると便利で助かる子」。
  10. 「力をないことにする」ことで、得ている旨味。
  11. いつでも、一人でできるように。 人を頼らないように。 人に迷惑をかけないように。
  12. 私に圧し潰されて、圧し殺されていた、私の悲しみと痛み。
  13. 「できる力があるならば、力のある者がやるべきだ」、という思い込み。
  14. へんてこジャーニーを終えて。「始まり」に立つ。

★へんてこジャーニー:へんてこ書房で企画・開催した、8ヶ月間の自己変容・リーダーシップ開発のプログラム

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