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天体編(2)~自分の好み・表現スタイル・能力を表す、金星、火星、水星。:関口シュン先生の心理占星術基礎講座 第2回

こんにちは、桝田です。

関口シュン先生の心理占星術基礎講座。
今回は、金星、火星、水星について書いていきます。

天体には、太陽的(公的)な使い方、月的(私的)な使い方があるそうです。

金星

まずは、金星から。
金星は、快・不快。五感やセンス、美意識。デザインや演出に表れる力です。
どんな愛情を喜び、どんな風に愛されることを望んでいるか。自分が対象に満たされる喜び。

月にも好き嫌いがあり、身体に表れる力ですが、月はより本能的。
動物としての、お腹がすく、病気になる、などは月の受け持つところ。
対して金星が受け持つのは、この食べ物が好き、香りが好き、色が好き、などの、人が肉体を持っているからこそ感じる、五感の感覚的な部分です。

金星の太陽的(公的)な使い方は、社会に対して自分を演出していく時に表れます。
対人的な美意識で、社会にどのように見られるか? を意識しデザインする力。
流行にあった装いをしたい、などは金星の公的な使い方。
自分と他者との調和を目指します。
金星の太陽的(公的)な力は、個人の好みというよりは、社会的の美意識、ルールや法律をつくり、その時代や土地の空気や文化をつくっていく。

金星の月的(私的)な力は、個人的、私的な生活での美しさや快適さ。
本能的な美意識で、内的な生活をデザインします。落ち着ける心地よい物を集め、快適な空間をつくる。
五感を使った好き嫌い、楽しいコミュニケーション、雑談やおしゃべりは金星の私的な使い方。
五感を使って身体を快適にする、満たすことで、月の本能が安心する、安らぐ。
月の本能に根ざした、個人的な美意識から、良心を育みます。

太陽と月編でご紹介した、太陽の明日を創ろうとする力、こうあるべき、と自分を裁判する力は、月や金星に「こうあるべし」「もっと反省し、行動するように」と圧力をかけてもくるのだそう。
金星の力は、自己愛、「私はこれが好きだ」「私の良心が許さない」と自分の感覚を信頼し、この公的な太陽からの抑圧を跳ね返す力でもあります。

月は、お腹が空いた、と言う。
金星は、これが美味しいから食べたい、これは苦手だから食べたくない、と言う。
太陽は、これは栄養があるからこちらの方がいい、今食べるべきではない、と言う。

そういうイメージ。

自分一人の人間の内側で、いろいろな声が忙しくせめぎ合っている……というのは、私自身も実感としてあるところです。
だからこそ、◯◯座は◯◯な人、と断定的に言われるのは心外だった。
その実感が占星術ではこのように説明されるのかー、と思うような月や金星、太陽の関係性のお話でした。

火星

続いて、火星のお話。
火星はパワーをあらわします。なにか目標があったら、それを取りにいく力。
実行力、行動力、運動力。強さ、熱さ、熱を持つ星。
独立性、自分が対象を満たす喜び。

火星自体は本当に透明な力。
火星に善悪や色はなく、純粋にパワーをどのように表現するか、というスタイルをあらわすもの。
どのような種類のパワーをアウトプットするか? は、のせた天体の力を反映するのだそう。

太陽は方針を決める。火星が太陽の力をのせると、地位やキャリアの獲得、出世に使っていく。
月は感情を味わう。火星が月の力をのせると、感情を外にぶつける。
金星は美意識、快適さ。火星が金星の力をのせると、自分の愛しいものを獲得するために使われる。
水星は知性、技能。水星の力をのせると、仕事の実行力、どういうスタイルで、どういうスピードでやっていくか。
火星が表すのは、すべてのパワースタイル。

発揮されるまで、内で絶えず燃焼している純粋なパワー。
金星の良心や自己愛、社会への美意識のない火星は本当に危うく、暴力という形をもって表れてしまうこともある。
正しく燃焼させる必要がある力。

火星の太陽的(公的)な使い方は、外に向けて、「絶対勝つ!」というような力。
自分と目的の調和を目指す。闘争心、克己心を発揮して、獲得していく。

火星の月的(私的)な使い方は、相手を自分の家まで持ち込んでくる。心の中に入れる力。
自分と相手の融合を目指す。自分の自我を壊し、相手の自我を壊し、新しい自分と相手をつくる。
相手と一緒になって、それでも自立していく。

また、火星は社会、他者に必ず働きかける天体。
人との関わりの中でどのように自分が元気になるか、も表します。
12星座(サイン)のところでご紹介することになるかなと思いますが、エネルギーの動き方を表す3つの区分(活動・不動・柔軟)で見るとよいそう。

不動火星は、誰か(なにか)を守るパワーを発揮することで。
活動火星は、誰か(なにか)を引っ張っていくパワーを発揮することで。
柔軟火星は、誰か(なにか)の参謀のようにアシストするパワーを発揮することで。
自分が、元気になっていく。

と、ここまで金星と火星について学び、思うことを。

愛される、満たされる、という受け身な動詞で表されることが多いなと感じる金星の力ですが、私は自由意志、が大事なのだなと思っています。
天体の力はいずれも、自分の意志で使うことを選び、育てるものだとしたら。

金星は、自分が自分を愛する力。自分の内にある、美意識、良心に従う力。
火星は、自分が他者を愛する力。自分の外にある、守りたいものを本当に護る力。

他者が自分の望むように愛してくれたとしても、自分はその愛を受けとるに値しない、とどこかで思っているならば、その愛を受けとることは絶対にできない。
望むように愛されていい、と自分に許し、自分を愛することと同時に、こうやって愛してほしいと他者に伝える。
それが金星の力を自分で育てていくことなのかなぁと。

水星

最後に、水星について。
水星は、知的原理。神経を使って教わる、教える、覚える力。表現する力。

水星の太陽的(公的)な使い方は、多種多様な考え方を理解していくこと。
多種多様な人がいる。誰とでも話ができる。いろいろな表現を探していく。

水星の月的(私的)な使い方は、職人的なもの。身体に覚え込ませる。
ひとつの技能をしっかり身につけていく。細胞全体で理解していく。
一度身についたら、いつでも使える技能。
手順があるものは水星の力。料理や掃除などの家事は相当、水星の力を使うそう。

まずはやってみる。
そして、水星を使ってもっといい方法がある、いいやり方がある、と、自分なりのアイディア、手順をつくっていく。
創意工夫する力。
感覚で真似るのではなく、頭を使って自分で考え、自分でやってみるイメージ。

感覚的なコミュニケーションは金星の力ですが、思考、創意工夫を伴うコミュニケーションは水星の力。
こうやって「伝えたい!」ではなく、こうやったら「伝わる」。
秩序を見出す力。他者の経験や印象から、結論を導き出す力。
過程にある情緒的なもの、苦労、そういうものはいい、結論を知りたい! と働きます。

水星も訓練しないと育っていかないのですが、能力を表す天体なので、私たちの人生の悩み、問題としてはあまり表れることのない力だそう。
生きがいのある仕事がしたい、というような悩みの時は太陽と水星の組み合わせで見ていく、など。

長くなってしまいましたが、個人天体はここまで。
次回は、社会的天体、無意識の天体について書いていきますね。


【2017年6月10日~ 関口シュン先生の心理占星術講座<第7期> 関連記事】

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